妻の作った　銀河鉄道の夜のガーランド　ますむらひろし派　標本のようなイメージ

紐100cm強(銀色のロングネックレス)
中央の十字架が8.5×4.5cm







モチーフ左から…
金貨と切符(NYのイラストレーター・ジェフリーフルビマーリさんの銀色ポストカードとネパールの真鍮チャーム)
銀河の渡鳥(謎のアイテム。ミニチュアのスプーンについてきた)
アンモナイトの化石(産出地不明)
蠍のアクリル標本
リングのついた十字架(ギャル男ブランドのネックレスから摘出⁉︎)
星の三角(ブラジルの水晶スライス)
煌めく音の鉄鈴(岩手南部鉄器ミニチュア、いい音鳴ります)
中が黒い水晶(産地不明)
岩手の厄除無事来身というクルミの民芸


ジョバンニとカンパネルラの車窓の風景を想うとこれでも短いくらいですが…
30年来の愛読書、ますむらひろし版の『銀河鉄道の夜』をイメージして古物を繋いだガーランドです。
パーツは特別珍しいものではないのですが、遠くの星のように小さく、しかし鮮明で透明感があるものを！と思うとちょっと選ぶのが難しかったそう。

ますむら版は原作より感動するから！！と力説されて、美術館まで見に行ったら本当に感動しました。
えー、今さら宮沢賢治(゜ω゜)
という方にもぜひ！
水晶よりも透き通った水が流れる銀河の河、胡桃や大昔の怪獣の化石、鳥のお菓子、、、
そういう、意味わからんものがリアルに胸を鷲掴みにして、詩の世界に引き込まれます。






「東北の夏の夜はとても涼しくて、透き通った夜空は真っ暗だ。車両の灯りが遠くに見えると、どんなに遠くても中の人の影が見えるし、なんだかそれが切なくてギュッとなる。」と妻談です。
だから岩手の古物を使いたいっていうのはわかるんだけど、子泣き爺みたいなクルミの顔を見ると情緒が一瞬吹っ飛びますw
これは盛岡のものだそうで、村田民芸工房さんのものかも。同じく盛岡の南部鉄器、指先くらいの鉄鈴の音がよい仕事をしています。

「2人が手を入れた水は水晶よりも透き通って」「砂の中には小さな火が燃えているのでした」など河岸の描写が好きで、また、ますむら先生といえば鉱物の描写が美しいのです٩( ω )و
光に透かして見てみてください。
三角形の中にオリオンの霜が見えるかも。


#妻の手芸部
#古物のガーランド

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