筒描き 油箪 藍染 家紋 丸に鶴の丸 日本の古布 圧巻の風格

藍染めの筒描き 油箪（ゆたん）です。
正確な時代は分かりませんが大変古いお品物でございます。

筒の中に米糊を入れ、紋様の上に置くことで防染するのが筒描です。
江戸時代初期に生まれたと言われている筒描は、
婚礼用の家具を覆う油箪や風呂敷、布団皮などに用いられておりました。

家紋は「丸に鶴の丸」です。
婚礼家具の箪笥を運んだのでしょうか。
上部両サイドに竿を通す穴と苗字と屋号が描いてございます。
しっかりとした厚手の木綿生地に濃い藍染がなされ
丁寧なお造りになっております。
最後の写真は裏地です。

写真でもお分かり頂けますように、
小穴や破れ継ぎなどございますが、しっかりとした力のある生地感や
大きな色さめのない眩しいような藍色の美しさ、
そして家紋の鶴の圧倒的な迫力は見事でございます。

令和の時代まで大切に保存されておりました。
どなたか引き継いで下さる方にお譲りし、
そのままコレクションされたり、または形を変えて受け継いで
下さる等、お役立て下さいましたら嬉しいです。

状態は所々破れや少しの色さめがございます。
破れは大切に継ぎがなされております。
どうぞ味わいとお思いになりご理解下さいませ。

実物は大変大きく3つ折りのマットレスに被せ、
台に乗せ写真を撮りました。それでも余裕の大きさです。
実物は時を経たものにしか出せない
圧巻の風格と美しさがございます。

サイズ
縦 88cm
横 91cm
マチ 45~46cm

家紋鶴丸の大きさ
縦 54cm
横 52cm
多少の誤差はお許し下さいませ。

両面に同じ家紋が描いてございます。
布も片面の2倍のサイズになりますので、
リメイク素材としてたっぷりサイズがございます。
骨董店、古裂店より十分お買い得な価格で出品させて頂きます。
既に出品当初の半額になっておりますので、
価格交渉がご遠慮いただいております。　


他にも和布古布を出品しております。

お使いのパソコン携帯タブレットにより
実物と写真のお色が若干違うこともございます。
ご了承下さいませ。

現状をご理解頂きご納得して下さる方のご購入をお待ちしています。

お品物は畳んで発送致しますので、
折ジワができますことをご了承下さいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。

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