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L-606 #2 LUXMAN プリメインアンプ　全LED化整備済み動作品

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総合評価： 11

商品詳細

LUXMANが1974年に発売したプリメインアンプです。純コンプリメンタリシングルエンドで、出力は35W+35W(8Ω)です。LUXMANの製品で600番台の型番は多くなく、テスト的なモデルに付けられているようで、この製品もそれまでのプリメインアンプとは異質で、パネル上部に回路のブロックダイアグラムがグリーンのイルミネーションで浮かび上がり、テープモニターなどの信号切り替えによって、経路を示す矢印が表示されるという意匠が施されています。

　同社は翌年の1975年が創業50周年で、前年にはL-507、L-309といったコンサーバティブなデザインの製品をリリースしていますので、市場の反応を見たかったのではないかと考えられます（出品者意見）。

　ともあれ、このアンプは外観にマッチした音作りが行われているようで、カジュアルな雰囲気があります。
　
　出品機は、シグナルフロー表示部を全LED化してあります。リレー接点のメンテナンス、DCバランス、アイドル電流調整などを実施しました。トーン回路の劣化し易いトランジスタ、パワーアンプ回路の一部の部品を交換しました。
　フォノ、LINEともよい音で再生します。音量VRに若干問題があります。L側の音量最小位置付近に聴感上違和感を感じる部分があります。それ以外のノイズやガリはありません。キャビネットの左後端に打ち傷がありますが、木質部が崩れないように処置してあります。10㎏未満と軽量で扱いやすいアンプです。