未着用 単衣 着物 正絹“風や水、竹を友とする桜や橘”訪問着 3299

風や水、竹を友とする桜や橘がどこ可愛らしく華やぐ水辺の景色。

穏やかな灰桜色に繊細な表情を忍ばせて花びらを散らし、優しい色づきで微笑み、水面を飾り、笹を揺らす竹から顔を出す桜や橘、葡萄蔓草、撫子や萩がどこか可愛らしく目にも楽し気に華やぐ、単衣正絹訪問着でございます。

結婚式やパーティ、春のお呼ばれ、お子様の入卒式や七五三、大切なお慶びの日の華として...。

盛大に花を散らすことから悪いものをまき散らすとされる桜は、春だけでなく日本を象徴する花。あっという間に咲き、あっけなく散ってゆくその儚さは、情緒豊かな日本人の心を捉え、今や海外の人々の心も捉えます。また、日本に自生するみかんの一種“橘”は、古事記にも登場し、京都御所紫宸殿の右近の橘をはじめ、実は子孫繁栄、葉は長寿を表し長寿瑞祥の象徴として尊ばれます。

袖のみ仕付け糸付きでしみや汚れもなく、撮影のため一度着付けた“未着用”の一品。

肌当たりのやわらかい“正絹”素材で着心地の良さもお約束。

裏地を付けずにお仕立てする軽やかな着心地が魅力の“単衣”のお着物は、通常、５月中旬から６月末、盛夏を挟んで９月までの季節と季節の間に着ますが、悪戯な気温の変化を見せる今日、夏の少々涼しいような時にも最適。一年を通してお側に置くのも良いですね。

“風や水、竹を友とする桜や橘”を連れてお慶びの日を楽しみましょう。


採寸表
身丈 ： 165cm（肩から）
裄　 ： 67.5cm
肩巾 ： 33.5cm
袖巾 ： 34cm
袖丈 ： 48.5cm
前巾 ： 24.5cm
後巾 ： 29cm
素材 ： 正絹(単衣)
折代 ： 身丈(内揚げ 前4.5cm・後4.5cm)　裄(身頃側：0.5cm・袖側：1cm)　袖丈(4cm)

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